大人になったら保険に入ろうかな?と考える人もいらっしゃるかと思います。では結婚して子どもができた時、子どもにも保険が必要なのかな、と思うこともあったでしょう。今回は、子どもに保険は必要なのか?についてシングルマザーでもあるFPからお伝えしようと思います。
個室の差額と思えば良い
赤ちゃんの頃から未就学児までの入院は、親が必ず付き添わなければならない、という病院が多いです。また小学生になっても一人だと不安、と思う親も多いことでしょう。赤ちゃんだと夜泣きなど、大部屋だと周りに迷惑をかけていないか?など色々気になることが多いかもしれません。そんな時、個室に入れたら親としては「周りに迷惑をかける」というストレスから少し解放されるかもしれません。もし、子どもの保険に入院保障があるのであれば、個室の差額のために加入していても良いかもしれませんね。
傷害保険は入っていても良い
障害保険は基本、病気での保障はなく、ケガをした時の保障がメインです。元気な子どもはよくケガをするかもしれませんね。子どもは病気も必ずしますが、病気で入院するのかな?と思っていて、あまり加入を考えていない、という人も多いのではないでしょうか?病気よりもケガをよくしそう。そう思うのであれば、傷害保険のみの加入でも大丈夫かと思います。
ちなみに我が家は、傷害保険のみの加入です。年間の支払額は1万円ほどになります。
別に入らなくても良い
入ったほうがいいのかわからない、という人もいることでしょう。そんな時は、別に無理して保険そのものに加入しなくても良いかと思います。たいていの市区町村では、子どもの医療費で月額〇円まで、と決まっている自治体も多いかと思います。ちなみに私が住んでいる大阪市は、子どもの医療費は同じ医療機関でしたら1回500円。2回まででそれ以降は無料になります。
わが家では、子どもが1歳になる前に喘息で1週間入院しました。その時の病院代は1,000円と食事代合わせて1,500円ほどでした。食事代が少ないのはその時離乳食を持参したりしていたので、病院のご飯を食べたり食べなかったりしたからです。思ったより病院代は高くなかったので安心しました。
付き添い入院しても親のご飯など出ない
付き添い入院は、あくまでも子どもが入院するのであって、親が入院するのではありません。したがって、親のご飯は出てきません。親は自宅からご飯を持参するか、近くで買ってこないといけません。また、入浴もできないので一回家に帰ってお風呂に入るか、近くの銭湯などに行かないといけません。病院代そのものは思ったより高くなくても、自分にかかる費用で思わぬ出費になる時もあります。
まとめ
子どもの入院そのものは、大部屋だったりするとそこまで高い金額は請求されないかと思います。しかし、付き添いをする親のストレス、ご飯などの費用を考えた上で子どもの保険に加入するかどうか、を検討したほうが良いですね。
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