長期投資には「ドルコスト平均法がいいんだって!」と耳にすることがあるでしょう。でも一体その「ドルコスト平均法」とは何なのでしょうか?そしてなんでドルコスト平均法が良いのでしょうか?絶対に損しないの?そんな疑問にお答えします。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法とは、価格が変動する商品に対して、常に一定の金額を、定期的に購入する方法です。例えば、毎月1万円を「この投資信託に投資する!」というものですね。国内株式を買うよりも少ない金額で投資を始められることが初心者にとっては嬉しいことですね。
ドルコスト平均法のメリット
初心者にはとても嬉しいドルコスト平均法の投資方法。金額面だけでなく他にもメリットがあります。
時間の分散
効率的に資産を作っていくには「時間」を味方につけるのが一番効果的です。ということは、若い頃からこのドルコスト平均法で少しずつでも投資ししていくと、普通に貯金をするよりも資産が増える可能性が高まります。
金融庁 基礎から学べる金融ガイドより
https://www.fsa.go.jp/teach/kou3.pdf
安い時期に多く買える。
ドルコスト平均法は「毎月〇万円」というように一定の金額を買い付けるので、価格が低い時は購入量多くなります。また、逆に価格が高い時は購入量が少なります。平均的に買付を行うので、長い間投資をして資産を作っていこう!という人にはぴったりな投資方法になります。
長期保有で資産生計
相場は、短期的に大きく変動することがあります。昨日は上がったけど、今日はものすごく下がった、ということは結構あります。その度に「儲かった!」「損した!」と一喜一憂するのはとても残念なことです。「もう、損したから売ってやる!」と思って売った途端にまた上がる、なんてこともあります。そんな乱高下する相場に対して心を穏やかにするには、長期で持っておくのが一番良い方法かと思います。長期で持っておけば、こうしたバラつきが抑えられ、リターンが安定することが多いです。
金融庁 基礎から学べる金融ガイドより
https://www.fsa.go.jp/teach/kou3.pdf
注意点
一定の金額を定期的に買い付けるドルコスト平均法。比較的、損するリスクは少ないものの、「絶対損しない!」というものではありません。どの投資でもそうですが、100%損しないというものはないので注意しましょう。
まとめ
ドルコスト平均法は比較的損失は出にくい投資方法ではあります。しかし、絶対損しないというわけではありませんので、注意して投資ライフを楽しみましょう。
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