ジュニアNISAは今年の12/31で終わります。子どもの教育費として利用していた人も多いことでしょう。今もっているジュニアNISAはどうなるのか?今後どうやって教育費を貯めようか?と思っている人へのアドバイスです。
今持っている分はどうなるの?
現在、ジュニアNISAを利用している人もいらっしゃるかと思います。12/31で終了となると不安になりますよね。2024年1月以降はどうなるのかお伝えします。
2024年1月1日から払出しができる
今までは18歳にならないと払出しができなかったジュニアNISA。12/31で終わるので、2024年1月1日からは払出すことができます。中学受験や高校受験で利用しようと思っている人にとっては嬉しいですね。18歳を待たずにお金を払いだすことができます。
しかし、ここで1つ注意があります。払出しは、全額払出しのみです。ちまちま10万円を何回かに分けて、ということができません。また、払出しをした口座は閉鎖することになります。
5年間または18歳まで非課税のまま運用できる
今持っている投資商品を18歳まで運用することができます。そして、上限がありますが80万円まで非課税投資ができます。税金がかからないのは嬉しいですね。ここでも注意が1つあります。2024年以降は新な投資ができません。ジュニアNISAを使って投資信託等を買うことはできなくなります。
NISAじゃなかったら税金はいくらなのか?
もしNISAを利用しなかったら税金はいくらかかるのでしょうか?税率は20.315%になります。もし、10万円儲かったらとしたら、その20.315%、20,315円は税金でもっていかれてしまいます。実際の手取りは79,685円。金額にすれば、結構な金額を税金でもっていかれてしまいますね。なのでNISA口座は非課税枠があるので魅力的なのです。
今からジュニアNISAは無理?
現在8月です(ブログ投稿時)。もうジュニアNISAは利用できないのでしょうか?ここまでお話していたら気になる人もいらっしゃるかと思います。たいていの証券会社は9月末までならジュニアNISAの口座開設を受付ています。気になる証券会社があるのであれば、HPなどで確認してみても良いですね。
もし0歳の赤ちゃんのジュニアNISA口座を開設したら、12/31までに80万円分投資すれば、18歳になるまでこの80万円を非課税で投資できる、ということになります。
18歳以上になったらどうなるのか?
今持っているジュニアNISA、2024年以降に18歳になったらどうなるのでしょうか?ジュニアNISAは終わりますので、非課税期間が終了したものから課税口座に順次移管されます。移管した時の時価が、課税口座における取得価格になりますので、売却するときは、移管時の金額をもとに計算されます。
と言うことを考えると、ジュニアNISAが終わる直前に利益が出てたら売却したほうが良いですね。
まとめ
子どものためのお金を用意してあげたい、と考えているなら、貯金以外にも今ならジュニアNISAという選択肢もあります。2023年9月までの口座開設です。口座開設にも時間がかかりますので、気になる人は急いで口座開設しましょう。
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